パンダネット囲碁講座

< 講座テキスト >

蘇耀国八段
第3回
「小林流の分岐点」その3
布石は打つ手によって、いろいろな方向に発展します。ご自身に一番合った手を選んで、楽しく打っていただきたいと思います。

【テーマ図・白番】
黒△とヒラいたところです。A~Dの選択肢から、あなたの好みの打ち方を示してください。今回は急所のいい手と、少し悪い手も含まれています。




[]
白1(A)のツケが百点満点の手です。黒2のハネに白3とハネ返すのが手筋です。黒4と切られますが、白5と外からアテて9のツギまで厚みを作ります。
白1は左辺の模様を、続けて経営する手です。この局面では、左辺から意識を離してはいけません。


白1(B)の肩ツキも、左辺を大事にしたいい手です。90点くらいはあげられるでしょう。黒2の受けに白3とツケて、左辺の白模様を広げます。ただ、黒6のケイマまで、上辺の黒も盛り上がりますから、ややマイナス点があるのです。


白1(C)は50点くらい。いい手とは言えません。左方から黒△に石が来ているので、下辺は小さいのです。後に黒aとケイマに出る形がありますから、そうなることを想定すると下辺に力を入れるのは得策ではありません。



白1(D)は大場ですから、70点くらいは付けられると思います。しかし、黒2のトビを利かされると、左辺の白模様が減ってしまいます。この局面では、左辺を大切にするのが一番でした。


布石は前の流れを大事にすることを心がけましょう。布石の初めのころは、どう打っても一局という場面が続きますが、ある程度布石が進んでくると、方向性が大切になります。
[ ← 講座テキスト一覧のページへ戻る ]


[ ↑このページの先頭へ ]

[ パンダネット トップページへ ]



囲碁の株式会社パンダネット Copyright© PANDANET Inc. All right reserved.