パンダネット囲碁講座

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楊嘉源九段
第1回
「小目・下ツケヒキ定石」
いろいろな定石の形や変化を勉強して、実戦で迷わず活用できるようになりましょう。

【テーマ図1】
下ツケヒキ定石の基本形を勉強しましょう。黒3、5が下ツケヒキです。白6とカケツいだときに、黒はどういう打ち方があるでしょうか。



黒1と一間に受けるのが一つの形です。白2とヒラいて一段落です。基本中の基本の打ち方です。


黒1とノゾくのあります。白2の押しに黒3と下をハネます。ここで、白4と中央に向かえば、黒5とノビて実利を取ります。
白4で、(次の図へ)


白が上辺を大きいと思えば、白1とオサえます。黒は2と切って4とノビることになります。



また、黒1とハサむ手もあります。黒が受けなかった方向に、白2とケイマすればふつうです。後に白4のケイマは利きますが、黒5と受けて隅はしっかり生きています。


◆◇◆


【テーマ図2・白番】
黒が△にカケツいだところです。次の一手を、A~Cの選択肢の中から示してください。



白1(A)のノゾキは失敗です。黒2と押されて、白3のハネに、黒4と中央に向かわれます。白5のトビても左辺は位が低くて感激がありません。黒6から8と構えられて、黒にいいところを打たれてしまいます。


白1(C)と受けるのも失敗です。黒2のヒラキがいいところになります。白3のコツミツケから攻めに回っても、黒6とトンで攻めが続きません。黒2に石が来ていますから、上辺で戦いを起こしても白に有利な流れは期待できないのです。


(正解)
白1(B)のハサミが正解です。黒2のケイマに打たれても、下辺は白がしっかりした形をしていますから堪えません。白1に石があれば、白3のコツミツケからの攻めが有効です。黒8、10とトンで逃げるのを、白9から11と追って、自然に白が好形になります。白15のトビまで想定すると、黒がダメ場を逃げているのに対して、白は可能性の大きいところを気分よく連打しています。


状況によって、定石を上手に選択してください。正しい定石を選べば、一気に有利な局面に導くことが可能です。
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