パンダネット囲碁講座

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下島陽平七段
第4回
「4隅取らせて大勝利(1)5子局編」
上達に役に立つ、「置碁の格言」を作りましたので、ご一緒に勉強していきましょう。

【テーマ図・黒番】
5子局です。白が△にカカったところです。次の一手を、A~Cの選択肢の中から示してください。



(正解)
黒1(B)のボウシが正解です。後の手順は、他の図を見てからにしましょう。


黒1(A)と受けるのは失敗です。白2とヒラかれて、次の手が難しくなります。これでは局面がぼやけてしまいます。厚みを囲うタイミングがつかめません。


黒1(A)のハサミは、白2、4とトバれて、黒模様に入って来られます。白6のボウシも利きますから、白8とどんどん進入されて、黒模様が消えてしまいます。



(正解手順)
黒1がいい手でした。白2と隅に入られても、黒3とさえぎって厚みを作ります。黒13のツギで一段落ですが、黒模様のスケールが雄大です。
白は4隅を取りましたが、外側の黒の厚みが圧倒的で、大勝利間違いないでしょう。まさに、「4隅取らせて大勝利」の見本のような展開です。


昔は、「4隅取られて碁を打つな」と言いましたが、現代は中央の価値が見直されて、4隅は取り過ぎという考え方に変わってきました。とくに置碁では、黒の置き石が働いて、黒模様のスケールが大きくなりますから、黒の立場からすると、4隅は取らせた方が有利になるのです。
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