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パンダネット囲碁講座

<講座テキスト>
瀬戸大樹七段

第1回
 「白番の基本戦略」その1

 

白番の布石をテーマにいろんな打ち方を学んでいただいて、白番の楽しさをお伝えしたいと思います。


【テーマ図・白番】
黒△とヒラいたところです。次の一手を、A~Cの選択肢の中から示してください。

白1(A)のカカリは80点です。黒2の受けに白3とヒラけば、黒4のヒラキがいいところです。白5から7と同じように上辺を占めるくらいですが、黒8の二間トビを利かすのがいい手になります。黒10も利いて、12のケイマで広げれば、右辺の黒模様が盛り上がります。左辺の模様とも連動して、黒が有望な展開です。
白1(B)のカカリは90点です。黒2と受けてくれるなら、白3のスベリから4とヒラいて、左辺で安定します。これは白の理想形ですが、黒2の受けは期待できません。
白1には、黒2とハサむのが好手です。白はいろいろな打ち方がありますが、分かりやすいのは白3の三々でしょう。黒4と遮って、白11のトビまでが定石ですが、続いて黒12とシマるのが好点です。左辺の黒模様がいい形です。右辺とも連動してきそうです。白としては歓迎できない展開です。

(正解)
白1(C)のワリウチがいい手で100点満点です。黒2と詰められれば、白3とヒラきます。黒6の打ち込みが気になりますが、ここで白7とトブのが肝心な手です。黒8とコスめば、白9の三々を占めます。黒10のヒラキは省けません。それから白11と押して堂々と動き出します。白19のトビまでが想定されます。黒模様を割いて立派な働きです。右辺の黒模様も自然に消えていくでしょう。
黒2の詰めには、白3と二間にヒラくのも分かりやすい打ち方です。黒4のケイマに白5とスベって安定します。
白番は後から打ち始めますから、黒が先に構想を立てる進行になります。相手が黒模様を目指してくれば、大きくなる前に防ぎたいものです。思い通りにさせてはいけません。
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