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パンダネット囲碁講座

<講座テキスト>
平田智也七段

第1回
 「星と一間ジマリ(1)」

 

現在プロが使っている布石やプロの序盤の考え方についてみなさまにお伝えします。今回は星と一間ジマリについて勉強していきます。

(手順図)
黒1の星と黒3、5の一間ジマリの組み合わせの布石です。白6と上にワリ打つのが現在の主流です。黒7のツメには白8のヒラキから白12と備えます。黒15と上から攻められたので、白16とカケて、黒17と受けてきたところです。

(1図)
手順の白6では、以前は白1のワリうちがよく打たれていたのですが、今では黒2のほうからツメられ、白3に黒4、6と圧迫されて白がよくないとされています。

【テーマ図・白番】
黒△と受けたところです。この局面で、A・B・Cのどの手を選びますか?

(2図・正解図)
白1(A)が100点の手で正解です。ここを守るのが大事なところで、白1と打つことによって白全体が安定します。
(3図)
右辺の白を補強せずに、白1などと他の大場に打つと黒2のツケコシが厳しい手です。白3、5とカカえても、シチョウは黒有利なので黒6、8と逃げられてしまい、白はバラバラです。
(4図)
3図の白5で、白1と上からアタリにしても、黒2、4でやはり白はバラバラになってしまいます。

(5図)
白1(B)の手は60点です。ただ、黒2、4と左上を逃げてくれれば、白3、5と上辺を荒らして、白にとって理想的な展開になります。
(6図)
黒は4図の黒2で、やはり黒1とツケコシてきます。気合で白2と手を抜くのは黒3と連打されます。左上隅の戦果よりも、右辺の損失のほうが大きいのです。
(7図)
白1(C)のヒラキは50点です。やはり黒2とツケコされて困ってしまいます。

(8図)
白1に黒2とツメてくれれば、白3と右下隅に味をつけやすくなります。黒4には白5とトビ、黒6なら白7から11までと黒を突き破って白成功です。
(9図)
白7のときに黒8と切ってきたら、白9、11と突き破ります。右辺の薄みを自然に補うことができ、本図もやはり白がうまくいっています。
(10図)
しかし白1のヒラキは、やはり黒2と右辺を連打されてしまいます。今度は白3には黒4とツガれ、白5と連打しても黒6と破られてしまいます。本図は白失敗ですので、白1のヒラキは50点です。

自分の弱点を知り、しっかり備えておかないと、序盤から大きく形勢を損じてしまいます。
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