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パンダネット囲碁講座

<講座テキスト>
平田智也七段

第2回
 「星と一間ジマリ(2)」

 

今回も星と一間ジマリについて勉強していきます。

(手順図)
黒1と黒3、5が星と一間ジマリの布石です。黒17までは前回と同じ進行で、白18と受けるのが大切な守りです。

(1図)
手順図の白6では、以前は白1と下辺にヒラく手も打たれていましたが、黒2と右辺にヒラかれると、一間ジマリを軸とした黒の構えが立派です。
(2図)
手順図黒15で黒1といきなり行くような手もあります。白2のカケに黒3とツケて白を攻撃しにいく激しい打ち方です。このような進行も考えられるところです。
(3図)
手順図の白16で白1と単に守るのは消極的です。これは黒2のツケに悩まされます。白3、5と受けるのが普通ですが、これでは少し利かされです。

(4図)
白1と単に守ると、黒2と手抜きをされることもあります。後から白3とカケても黒aとは受けてもらえず、黒4と手抜きされます。白7と打って右辺を制することはできますが、このときに白1の石が働きの乏しい手になってしまいます。

【テーマ図・黒番】
白△と守ったところです。この局面で、A・B・Cのどの手を選びますか?

(5図・正解図)
黒1(A)のヒラキが100点の手です。黒▲のトビと連動して、上辺が大きな黒模様になってきます。
(6図)
黒1、3などと上辺以外の大場に打つと、白4、6と上辺を割られてしまいます。こうなると、黒▲の石があまり働いていません。黒▲を活かすために上辺をヒラくのが正解です。
(7図)
黒1(B)は40点です。右辺の黒はすでにしっかりしているので、黒1と打っても手を抜いて白2と上辺を打たれてしまいます。黒3と連打してもやはり白4とヒラかれ、黒5には白6、8で簡単に生きられてしまいます。
右辺の白に生きられてしまうと、上辺を連打されたマイナスのほうが大きいのです。

(8図)
黒1(C)のハネは70点です。手厚い手ではあるのですが、右辺の白はそれほど狙えない石なので、右辺は上辺に比べると価値が低いのです。やはり白2と手抜いて上辺に回られてしまいます。
(9図)
正解ではありませんが、8図黒1のハネは見た目以上に大きな手ではあります。後に右下には白1とノゾく狙いがあり、黒2と受けると白3のトビから白5、7と分断されてしまいます。
(10図)
白1のノゾキには黒2、4と受けるくらいです。このような大きな手を防いでいるので8図黒1のハネも大きな手なのですが、上辺には及びません。

自分が前に打った石を活かすことが大切です。
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