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パンダネット囲碁講座

<講座テキスト>
平田智也七段

第4回
 「星と一間ジマリ(4)」

 

今回も星と一間ジマリについて勉強していきます。

(手順図)
黒1から白22までとなったところです。黒19までは前回と同じです。よくある布石ですので、黒7のハサミ、白8の両ガカリ、黒11のオサえ、黒21の押しについての変化をそれぞれ見てみましょう。

(1図)
白1のカカリに対して、黒2の一間バサミは白3のトビから白5のカケを嫌われるようになりました。黒12までが定石ですが、黒は位が低くなってしまいます。
(2図)
白1、黒2のときに白3と高く両ガカリする手もあります。同じように白7までとなったときに、白3がいいか、白aがいいかは難しいところです。
(3図)
白5の三々入りに対して、黒は6とこちらからオサえるのもあります。白7には黒8、10のワリツギが簡明で、黒14までとなります。黒は上辺を大事にする進行です。

(4図)
白1が様子見のノゾキです。黒2とツゲば白二子が軽くなっているので、白3と消しに回ります。こうなると、黒4には白5と捨ててもいいのです。黒6と取られたときに、白1と黒2が大変な利かしになっています。

【テーマ図・黒番】
白△とハネたところです。この局面で、A・B・Cのどの手を選びますか?

(5図)
黒1(A)のハネは80点です。断点は守って中央は厚くなるのですが、白2から4とノビられてしまうと、せっかくの黒模様が小さくなってしまいます。
(6図・正解図)
黒1(B)のハネが100点で正解です。白2と切られてしまいますが、黒3とツギ、白4のノビに黒5とカケて右上の黒四子を捨ててしまいます。白12までとなったあとに、黒13とトベが右辺から下辺にかけて大きな黒地が完成します。豪快で気持ちのいい打ち方です。

[の下]
(7図)
右上の白地も大きいようですが、黒1のハネ出しから黒7というヨセの狙いが残っています。すぐに打つ手ではありませんが、白地は見た目ほど大きくありません。

(8図)
黒1(C)のグズミは50点です。両方守ろうとしているのですが、白2には黒3のツギが必要ですし、白4から6のノゾキも利かされ、黒はかなり愚形になってしまいます。白8の消しに回られて黒不満です。
(9図)
また、白△と黒△を利かされてしまうと、黒1から3、5の狙いを打ったときに、右辺の白がすでに生きているのも減点材料です。
大模様作戦を使うときには、思い切った捨て石も考えてみましょう。
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