
<講座テキスト>
謝依旻六段
第1回
「ザ・パンチ!」
中盤の攻め方、役に立つ手筋、力を出すタイミングなどについて、参考にしていただきたいと思います。
![]() |
(手順図) 私の白番です。左下から下辺にかけての厚みを活かして、白1と模様を広げました。黒も右辺にヒラいているようでは左辺の白地が大きくまとまりそうなので、黒2と入るタイミングです。白が3から9までと黒を攻めて、黒10と二間にトンできたところがテーマ図です。 |
![]() 【テーマ図・白番】 |
黒△と二間にトンできたところです。この局面でA・Bのどちらを選びますか? |
![]() |
(1図・正解図) 白1(B)のツケが正解です。黒2には白3とハネ、黒4、6に白7から9と中央の黒一子を切り離します。左辺の黒全体を取りに行くのではなく、相手の薄みを突いてポイントを上げるのがいいのです。 |
![]() |
(2図) 続いて黒10から20までと左辺の黒を治まり、白23までの進行となりました。白は中央に厚みを作ってポイントをあげ、左上にも白地を作ることができたので、1図白1のツケからの攻めは成功しました。 |
![]() |
(3図) 白1(A)のツケは黒2のマガリがぴったりです。白3と押しても黒4とハネられて、白5の切りは黒6で両アタリにされてしまいます。 |
![]() |
(4図) 白1から黒4までのときに白5とハネても、黒6とハネられます。白7の切りは、黒8から10でやはり両アタリにされますから失敗です。 |
![]() |
(5図) 正解の白1のツケなら、黒2のマガリには白3とノビることができます。白はいい形で黒を分断することができます。 |
| 相手の弱点をうまくとがめて、パンチの入った一局でした。 |
| [ ← 講座テキスト一覧のページへ戻る ] [ ↑このページの先頭へ ] |






