学習

21図
22図、黒番ですから、先に黒1と打てますが、この形は危険です。
22図
次は白の番ですから、23図のように、白1と打って、逆に黒が取られてしまいます。では、白番ではどうでしょうか。
23図
24図、白1と打つと、今度は白がピンチです。
24図
25図のように、黒1で白石が取られてしまいます。つまり、21図は、どちらも手が出せない形なのです。それを『セキ』といって、互いに取れませんし、取られません。つまり、両方とも生きているということです。『セキ』の形は、互いに『生き』なのです。
25図
b.眼のあるセキ
26図
27図、黒1と打つのは最悪です。
27図
28図のように、白1で取られてしまいます。
28図
また、29図の白1と打つと、逆に白が大変です。
29図
30図、黒1で、今度は白が取られです。つまり、26図は互いに手が出せない『セキ』だったわけです。
30図
31図のように、間の×印が二つに増えても、『セキ』です。
31図
32図、黒1と打つことは可能ですが、どうせ×印のところには打てませんから、黒1と打っても打たなくても『セキ』であることに変わりはありません。それなら、黒1は無駄な一手ですね。
32図
6日目…特殊な形