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8月 思い出の一局

名人戦予選の大竹英雄名誉碁聖との対局をご紹介していただきました。

女流棋士の思い出の一局では、担当の女流棋士の印象に残っている一局をご紹介します。対局当時の状況や気持ちを振り返っていただき、その当時の思いを皆さまにお伝えします。 続きを読む

華の女流棋士 思い出の一局

知念かおり四段 思い出の一局


知念かおり四段
プロフィール詳細
2007年12月20日 第34期 名人戦 予選C決勝
黒番:大竹英雄名誉碁聖 白番:知念かおり四段
161手完 黒中押し勝ち

棋譜の拡大版は こちら

指導棋士プロフィール

知念かおり四段
昭和49年7月28日生。沖縄県平良市。
時本壱八段門下。
平成5年入段、8年二段、9年三段、17年四段。
9年、第15期女流本因坊戦で初タイトル獲得、10年防衛、11年三連覇。
12年~15年女流棋聖。14年、第21期女流本因坊挑戦。
16年、第23期女流本因坊戦で小林泉美女流本因坊に挑戦、3-1で奪取。
17年、第8期女流棋聖戦で万波佳奈女流棋聖を降し、女流棋聖位、通算5期。
平成21年、第21期女流名人戦戦挑戦者。
11年度棋道賞女流賞。
16年棋道賞女流賞。
プロ棋士楊嘉源九段夫人。

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思い出の一局 棋譜

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2007年、名人戦予選で対局した大竹先生との一局です。
子どもの頃の勉強は毎日の棋譜並べ、大竹先生の碁が大好きでよく並べていました。

碁の内容は、序盤は私にしてはよく打てていて、いい勝負だったと思います。
白88、90とアテて押したあたりはいい感じかなと思っていましたが、その後の白98につないだ手が敗着になりました。
黒99に伸びられては一気に苦しい形勢に…。中央に伸びまたはアテて左下を大事にしなければいけませんでした。

大竹先生との初対局、緊張しましたがいい経験になりました。
小柄な大竹先生ですが、碁盤を前にすると本当に大きく感じました。
碁を教えてくれた父も喜んでいたので、嬉しかったです。
また対局できる機会を楽しみに、頑張ります(^-^)

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