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バックナンバー|中国囲碁ニュース

中国囲碁ニュースのバックナンバーをご覧になれます。

中国からの囲碁ニュースを皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 4月20日~26日 ]

柯潔が初優勝 「第15回理光杯」

 中国棋士ランキング第1位の時越九段と第2位の柯潔九段が争う第15回理光杯の決勝戦が4月26日に安徽省合肥市の白鳥湖ホテルで行われた。結果は白番の柯潔九段が160までで中押し勝ちを収め、理光杯の初優勝を獲得した。
 また、前日に行われた理光杯ペア碁の決勝戦戦では、唐偉星九段・於之瑩五段ペアが時越九段・王晨星五段ペアを破って優勝した。

陳耀燁7連覇 「第29回天元戦」

 陳耀燁天元にビ昱廷九段が挑戦する「同里杯」第29回中国天元戦三番勝負の第2局が江蘇省同里市の天元文化苑で行われた。結果は白番の陳耀燁天元が5目半勝ちを収め、シリーズ成績2勝0敗で天元位を防衛した。これで、陳耀燁天元が7連覇を決めたので、古力九段が保持する6連覇の記録を更新した。

対局日対局場所結果
第1局 2015年4月24日 同里 天元文化苑 陳耀燁天元 黒番中押し勝ち
第2局 2015年4月26日 同里 天元文化苑 陳耀燁天元 白番5目半勝ち

囲碁ニュース [ 3月23日~30日 ]

廖元赫が新人王獲得!「第22回新人王戦」

 黄静遠二段(15歳)との廖元赫二段(14歳)が争う第22回建橋杯新人王戦決勝三番勝負の第3局が3月30日に上海市の中環国際ホテルで行われた。
 結果は白番の廖元赫二段が中押し勝ちを収め、通算2勝1敗で新人王を獲得した。
 第22回新人王戦の出場資格は男性1999年以後生まれ、女性1997年以後生まれとなっている。

囲碁ニュース [ 3月9日~15日 ]

唐韋星が連覇 「第14回西南棋王戦」

 第14回西南棋王戦の決勝戦が3月9日に成都市の望江ホテルで行われた。唐韋星九段が時越九段に黒番中押し勝ちを収め、昨年に続けて西南棋王のタイトルを連覇した。

柯潔が優勝 「第16回阿含桐山杯中日対抗戦」

 第16回阿含桐山杯中日対抗戦が3月14日に京都市の阿含宗本山総本殿で行われた。結果は146手までで柯潔九段が日本代表の井山裕太九段に白番中押し勝ちして優勝を決めた。対抗戦の成績だが、今回で中国代表の12回連続優勝となった。

囲碁ニュース [ 3月2日~8日 ]

中国チームが優勝 「第16回農心辛ラーメン杯」

 中日韓3ヵ国の勝ち抜け団体戦、第16回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第3ラウンドが3月3日~3月5日に上海市の上海ホテルで行われた。3月3日に行われた第11戦では、中国のビ昱廷九段が日本の主将・井山裕太九段と対戦し、第2ラウンドの最終戦で勝った井山が165手までで黒番中押し勝ちをおさめ、二連勝を収めた。続いて翌日の3月4日に行われた第12戦では、井山九段が韓国の主将・金志錫と対戦し、金が黒番4目半勝ちをおさめた。3月5日に行われた第13戦では、中国の副将・連笑七段が288手までで金志錫九段に白番中押し勝ちをおさめ優勝を決めた。これで中国チームの優勝は4回目となった。

宋容慧2連勝 第1ラウンド終了 「黄竜士双登杯」

 日本、中国、韓国各チーム女流棋士5人による勝ち抜き戦、、第5回黄竜士双登杯世界女子囲碁団体選手権の第6戦が3月6日に(江蘇省姜堰市)行われた。結果は中国の宋容慧五段が韓国の呉政娥二段に逆転で白番3目半勝ちをおさめ、呉二段の五連勝を止めた。続いて7日に行われた第7戦では、宋容慧五段が日本の星合志保初段と対戦し、結果は黒番の宋容慧五段が201手までで中押し勝ちとなった。ここまで第1ラウンド終了し、各国の残っているメンバーは日本チーム1人(主将の謝依旻六段)、中国チーム3人、韓国チーム4人となった。第2ラウンドは4月5日から始まる。

囲碁ニュース [ 2月23日~3月8日 ]

1. 第5回黄竜士双登杯開幕

 日本、中国、韓国各チーム女流棋士5人による勝ち抜き戦、第5回黄竜士双登杯世界女子囲碁団体選手権の第1戦が3月1日に中国江蘇省姜堰市で行われた。韓国の呉政娥二段が白番218手までで日本の奥田あや三段に中押し勝ちを収めた。第2戦では、中国の李赫五段が呉二段に挑戦する。
 黄竜士双登杯の第1ラウンドは1日の第1戦から7日の第7戦まで続けて行われる。

囲碁ニュース [ 2月16~22日 ]

1. 柁嘉熹が新年第一冠 「2015 CCTV賀歳杯」

 2015CCTV賀歳杯が2月20日~23日に中国中央テレビ局(CCTV)で行われた。20日に行われた第1戦では、柁嘉熹九段(中国)が黒番で村川大介八段(日本)に半目逆転勝ちを収め、まず決勝進出を決めた。続いて翌日の21日に行われた第2戦では、金志錫九段(韓国)が142手まで村川八段に白番中押し勝ちを収めた。最終日の22日に決勝戦が行われ、柁九段が202手までで白番中押し勝ちを収め、苦手とする金九段を生涯で初めて下し、優勝した。
 賀歳杯は中国の春節に日中韓のトップ棋士が対戦する、変則トーナメント戦で、それぞれ中国は柁嘉熹九段、日本は村川大介八段、韓国は金志錫九段が出場した。

囲碁ニュース [ 2月2~8日 ]

1. 羋昱廷九段が挑戦 「第29回 中国天元戦挑戦者決定戦」

 陳耀燁天元への挑戦権を争う第29回天元戦の挑戦者決定戦が2月4日に中国棋院で行われた。結果は、白番の羋昱廷九段が206手までで李欽誠初段に中押し勝ちをおさめ、挑戦権を獲得した。

囲碁ニュース [ 1月26~2月1日 ]

1. 柯潔九段がMVP 「中国囲碁甲級リーグ戦表彰式」

 2014「金立スマートフォン杯」中国囲碁甲級リーグ戦の表彰式が、1月28日に中国棋院で行われた。大連上方チームが53ポイントでリーグ戦の優勝を獲得し、また同時に、これまで重慶チームが保持していたリーグ戦の得点記録(2008年、53ポイント)に並んだ。チーム代表である柯潔九段がシーズン18勝2敗、そして12連勝(クロスシーズンでは18連勝)の成績で、MVP、多勝賞、連勝賞、人気賞など総計四つの大賞と15万元の特別賞金を独占した。
 また、湖北チームの檀嘯七段が主将賞(13勝9敗)、広西チームの陳賢二段が新人賞を(9勝8敗)それぞれ受賞した。

囲碁ニュース [ 1月19~25日 ]

1. 時越と柯潔が決勝進出 「理光杯」

 第15回理光杯囲碁トーナメントの柯潔vs王檄、范廷鈺vs朴文尭、時越vs毛叡龍、胡耀宇vs唐韋星の準々決勝戦が1月22日に中国棋院で行われた。結果は柯潔九段、范廷鈺九段、時越九段と胡耀宇八段がそれぞれ勝ちを収め準決勝戦に進出した。
 前日に続いて23日に行われた準決勝戦では、柯潔九段が黒番で范廷鈺九段に半目勝ちを収め、時越九段も胡耀宇八段を下し、中国囲碁界でもっとも期待される二人の棋士が決勝進出に決めた。なお、注目する時越vs柯潔の決勝戦は、4月下旬に行われる予定である。

2. ゼイ廼偉と於之瑩が1勝1敗 「第1回MDM韓国女流囲碁リーグ戦」

 第1回MDM韓国女流囲碁リーグ戦の第2回戦が1月24日に行われた。中国のゼイ廼偉九段(慶州チーム)と於之瑩五段(ソウルチーム)がそれぞれのチーム代表として出場した。結果はゼイ廼偉九段が崔精五段に敗れ、於之瑩五段が李玟真五段に勝ちを収めた。中国女流トップ棋士の韓国リーグ戦デビュー戦の結果は1勝1敗となった。

囲碁ニュース [ 1月12~18日 ]

1. 陳耀燁が防衛 「中国名人戦五番勝負第4局」

 陳耀燁名人に連笑七段が挑戦する「春蛍杯」第27回中国名人戦五番勝負の第4局が、1月12日に深圳の春蛍体育センターで行われた。結果は156手までで白番の陳耀燁名人が中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績3勝1敗で名人位を防衛した。
対局日対局場所結果
第1局 2014年12月10日北京 中国棋院陳耀燁名人 黒番中押し勝ち
第2局 2014年12月12日北京 中国棋院陳耀燁名人 白番中押し勝ち
第3局 2015年1月10日深圳 春蛍体育センター連笑七段 黒番3目半勝ち
第4局 2015年1月12日深圳 春蛍体育センター陳耀燁名人 白番中押し勝ち

2. 柯潔が世界戦初優勝 「第2回百霊杯決勝戦第5局」

 邱峻九段と柯潔四段が争う「第2回百霊杯世界囲碁オープン戦」五番勝負の第5局が1月14日に広東省珠海市で行われた。結果は272手までで白番の柯潔四段が中押し勝ちを収め、シリーズ成績3勝2敗となり、棋士生涯で初めての世界戦優勝となった。
 また、17歳の柯潔は、中国棋士16人目の世界戦優勝により、中国棋院棋士昇段制度に基づき九段に昇段した。
対局日対局場所結果
第1局 2014年11月27日安徽省・合肥市柯潔四段 黒番中押し勝ち
第2局 2014年11月28日安徽省・合肥市邱峻九段 黒番半目勝ち
第3局 2015年1月11日広東省・珠海市邱峻九段 白番中押し勝ち
第4局 2015年1月13日広東省・珠海市柯潔四段 白番中押し勝ち
第5局 2015年1月14日広東省・珠海市柯潔四段 白番中押し勝ち

囲碁ニュース [ 1月5~11日 ]

1. 時越が8ヶ月連続で1位 「中国棋士ランキング」

 中国棋院が2014年12月31日までの中国棋士ランキングを公表した。トップテンの面々にはほとんど変動はなく、時越九段が2684ポイントで8ヶ月連続してトップをなった。江維傑九段と古力九段がそれぞれ2位と3位になり、范廷鈺九段が連笑七段のポイントを上回り10位となった。

2. 陳耀燁が優勝 「第四回世界囲碁名人争覇戦」

 中日韓3ヵ国の名人が対戦する、第4回「思源学院杯」世界囲碁名人争覇戦の決勝戦が1月8日に中国・西安で行われた。
 第一戦で手空きとなった中国名人の陳耀燁九段が第2戦で韓国名人の朴永訓九段に白番で中押し勝ちを収め、決勝戦で日本名人の井山裕太九段と対戦した。結果は陳耀燁九段が半目勝ちをおさめ優勝した。なお、これまでの陳と井山の通算対戦成績は、5勝1敗になった。

3. 柁嘉熹が優勝 「第6回竜星戦」

 柁嘉熹九段と檀嘯七段が優勝を争う、「第6回竜星戦」三番勝負の第三局が1月9日に北京の天元囲碁スタジオで行われた。結果は柁嘉熹九段が黒番で半目勝ちをおさめ、竜星位を獲得した。

週刊囲碁ニュース [ 12月22~28日 ]

1. 童夢成が優勝 「世界囲碁星鋭最強戦」

 2014利民杯世界囲碁星鋭最強戦の決勝戦が12月23日に中国棋院杭州分院で行われた。結果は黒番の童夢成五段が楊鼎新四段に半目勝ちを収め、若手棋戦の初優勝を獲得した。

2. 古力、周睿羊が決勝進出 「第10回春蘭杯」

 第10回「春蘭杯」世界囲碁選手権の準決勝戦が12月27日に安徽省の合肥市で行われた。注目する古力九段(中国)対 金志錫九段(韓国)戦は、白番の古力九段が中押し勝ちを収め、同じ中押し勝ちで陳耀燁九段(中国)を下した周睿羊九段(中国)と共に決勝進出を決めた。

3. 柁嘉熹が決勝戦に進出 「第6回竜星戦」

 第6回竜星戦の準決勝戦、柁嘉熹九段 対 范廷钰九段戦が12月26日に中国棋院で行われた。結果は柁嘉熹九段が黒番5目半勝ちとなり決勝進出を決めた。なお、柁嘉熹九段 対 檀嘯七段の決勝戦三番勝負は、2015年1月4日-9日に行われる。

週刊囲碁ニュース [ 12月15~21日 ]

1. 於之塋が女子個人2連覇 「第4回スポーツアコード」

 第4回北京スポーツアコードワールドマインドゲームズは、12月15日に女子個人の決勝戦が行われた。結果は171手までで黒番の於之塋五段が韓国の金彩瑛二段に勝ちを収め、昨年に続いて連覇を達成した。

2. 檀嘯が決勝戦に進出 「第6回竜星杯」

 第6回竜星杯準決勝戦、檀嘯七段 対 柯潔五段戦が12月16日に中国棋院で行われた。結果は白番の檀嘯七段が半目勝ちを収め、決勝進出を決めた。また、柁嘉熹九段 対 范廷鈺九段の準決勝戦は12月26日に行われる。

3. 中国の於・ビペアが優勝  「第4回スポーツアコード」

 第4回北京スポーツアコードワールドマインドゲームズは、12月17日にペア碁戦の決勝戦が行われた。於之塋・ビ昱廷ペア(中国)と崔精・羅玄ペア(韓国)が対戦し、結果は194手までで白番の中国ペアが中押し勝ちを収め優勝した。これで、中国チームは囲碁3種目の男子団体、女子個人、ペア戦と全て優勝し金メダルを獲得した。

週刊囲碁ニュース [ 12月8~14日 ]

1. 金志錫が初優勝 「第19回三星火災杯」

 唐韋星九段(中国)と金志錫九段(韓国)が優勝を争う、「第19回三星火災杯 世界囲碁マスターズ」の決勝戦第2局が、12月10日に中国西安で行われた。結果は金志錫九段が黒番中押し勝ちを収め、シリーズ成績2勝0敗で棋士生涯初の世界戦タイトルを獲得した。

2. 陳耀燁が2勝目 「中国名人戦五番勝負第2局」

 陳耀燁名人に連笑七段が挑戦する第27回中国名人戦五番勝負の第2局が、12月12日に中国棋院で行われた。結果は292手までで白番の陳耀燁名人が中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績2勝0敗となった。

3. 男子団体戦中国が優勝 「第4回スポーツアコード」

 第4回北京スポーツアコードワールドマインドゲームズは、男子団体の四回戦が、12月14日に北京インターナショナルコンベンションセンターで行われた。中国チームが中華台北チームとの対戦で、ビ昱廷九段(中国)が林立祥六段(中華台北)に敗れたが、時越九段(中国)と柁嘉熹九段(中国)がそれぞれ陳詩淵九段(中華台北)と張哲豪五段(中華台北)に勝ちを収め、四回戦全勝で男子団体の優勝を決める(中国チームは、前までの対戦で、それぞれ欧州チーム、韓国チーム、日本チームに勝ちを収めた)。

週刊囲碁ニュース [ 12月1~7日 ]

1. 井山裕太が勝利 日本チーム第3ラウンドに進出 「第16回農心杯」

 第16回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第2ラウンド最終第10戦、井山裕太九段(日本)と朴廷桓九段(韓国)の対局が12月3日に韓国釜山市で行われた。結果は155手までで井山裕太九段が黒番中押し勝ちを収め、日本チームの2勝目をあげ、第3ラウンドに進出した。また、前日に行われた第9戦は、黒番の王檄九段(中国)が246手までで朴廷桓九段(韓国)に敗れ、王九段の連勝は4でストップした。中国上海で行われる第3ラウンド(3月3日-6日)第11戦で、中国のビ昱廷九段が井山九段と対戦する。

2. 曹又尹が初タイトル 「建橋杯」

 曹又尹三段と陳一鳴二段が争う、第12回建橋杯女流オープン戦三番勝負の決勝局が、12月4日に安徽省•黄山で行われた。結果は白番の曹又尹三段が3目半勝ちを収め、シリーズ成績2勝1敗で棋士生涯初のタイトルを獲得した。

3. 古力が優勝「第1回中日竜星対抗戦」

 第1回中日竜星対抗戦が、12月6日に東京で行われた。結果は217手までで中国竜星の古力九段が日本竜星の河野臨九段に黒番中押し勝ちを収め、優勝した。また、同日に行われた中日混合プロペア碁戦では、黒番の藤沢里菜二段(日本)・李喆六段(中国)ペアが199手までで於之瑩五段(中国)・余正麒七段(日本)ペアに中押し勝ちを収めた。

週刊囲碁ニュース [ 11月24~30日 ]

1. 大連が優勝 成都と西安が降格 「男子リーグ」

 2014「金立スマートフォン杯」中国囲碁甲級リーグ戦の最終戦となる第22戦が11月25日に中国各地で行われた。注目の残留争いの結果は、成都チームが1勝3敗で重慶チームに敗れ、西安チームと一緒に降格することになった。残留争いのライバルとして、浙江省チームも2勝2敗で山東省チームに主将負けとなったが、1ポイントを獲得したため、僅差の一局のリードで残留を果たした。なお、優勝は大連チーム、準優勝が上海チーム、第三位が山東省チームとなった。

2. 邱峻九段と柯潔四段が1勝1敗のタイに 「第二回百霊杯決勝戦」

 邱峻九段と柯潔四段が争う「第2回百霊杯世界囲碁オープン戦」五番勝負の第1局が11月27日に安徽省の合肥市で行われた。結果は179手まで黒番の柯潔四段が中押し勝ちをおさめた。次の日に行われた第二局では、黒番の邱峻九段が255手までで半目勝ちをおさめ、スコアを1勝1敗のタイに戻した。注目の後の三局は2015年1月10~15日に広東省の珠海市で行われる。

3. 江蘇省が二連覇 「女流リーグ」

 第2回「中信置業杯」女流リーグ戦の最終戦となる第14回戦が11月29日に広州で行われた。江蘇省チームが北京チームに1勝1敗のタイで、女流リーグの2連覇を決めたと同時に、25万元の賞金を手にした。上海チームが準優勝、厦門チームが第3位、平煤チームが降格となった。

4. 王檄九段が三連勝 「農心ラーメン杯世界囲碁最強戦」

 日中韓3ヵ国の勝ち抜き団体戦、第16回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第7戦が12月1日に韓国釜山市で行われた。王檄九段が234手までで韓国の安成浚五段に白番中押し勝ちをおさめ、第2ラウンド開始から3連勝を果たした。

週刊囲碁ニュース [ 11月17~23日 ]

1. ベスト4は韓国独占 「LG杯朝鮮日報棋王戦」

第19回LG杯準々決勝は11月17日に韓国江原道で行われた。中国の陳耀燁九段、柁嘉熹九段、范廷鈺九段、謝爾豪二段がそれぞれ韓国の朴廷桓九段、金志錫九段、崔哲瀚九段、朴永訓九段に敗れ、準決勝進出はならなかった。韓国棋士がベスト4を独占することは、第18回富士通杯から十年ぶりである。

2. 連笑七段が名人戦挑戦 「第27期名人戦挑戦者決定戦」

陳耀燁名人への挑戦権を争う第27期名人戦挑戦者戦(三番勝負)の第二局が11月19日に厦門で行われた。連笑七段が周睿羊九段に白番242手までで中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績2勝0敗で挑戦権を獲得した。なお、名人挑戦手合の五番勝負が12月に北京と深圳で行われる。

週刊囲碁ニュース [ 11月10~16日 ]

1. 残留争いに注目 「男子リーグ」

 「金立スマートフォン杯」中国囲碁甲級リーグ戦の第20回戦は11月11日に中国各地で行われた。この前、大連チームがすでに優勝を決めたため、リーグの残留争いに注目が集まっている。西安チームが成都チームに3勝1敗で勝利をおさめたため、降格の結果は最後の2回戦で決まることになった。残留争いを繰り広げている四チームのポイントはそれぞれ、西安チームが17ポイント、成都チームが20ポイント、浙江チームが21ポイント、遼寧チームが24ポイントとなった。

2. 時越九段が初優勝 「威孚房開杯」

第10回「威孚房開杯」棋王戦の決勝戦(一番勝負)が11月15日に江蘇省無錫市で行われた。時越九段が江維傑九段に白番126手まで中押し勝ちをおさめ、「威孚房開杯」の初優勝と15万元の賞金を手にした。

週刊囲碁ニュース [ 11月3~9日 ]

1. 時越が第1位 「中国棋士ランキング」

近日、中国棋院が10月31日までの棋士ランキングを公開した。時越九段が2692のポイントでトップ。続いて芈昱廷九段が第2位、古力九段が第3位となった。

2. 唐韋星九段が決勝進出 「三星杯」

第19回「三星火災杯」ワールド囲碁マスターズの準決勝戦の第三局が11月7日に韓国で行われた。前回優勝者の唐韋星九段が朴廷桓九段に白番で中押し勝ちをおさめ、2勝1敗で決勝進出に決めた。6日に行われた準決勝戦の第二局では、時越九段が韓国ランキング第2位の金志錫九段に敗れ、0勝2敗で決勝進出にならなかった。

週刊囲碁ニュース [ 10月19~11月2日 ]

1. 楊鼎新三段が初優勝 「倡棋杯」

第11回倡棋杯決勝戦第2局が10月25日に海南省海口市で行われた。楊鼎新三段が朴文堯九段に勝ちをおさめ、三番勝負の成績2勝0敗で倡棋杯の初優勝を決めたと同時に、50万元の優勝賞金も手にした。

2. 柯潔五段が初タイトルを獲得 「阿含桐山杯」

第16回阿含桐山杯早碁オープン戦の決勝戦が10月24日に重慶で行われた。柯潔五段が唐韋星九段に白番(254手)中押し勝ちをおさめ、棋士生涯で初のタイトルと20万元の賞金を獲得した。なお、日本の阿含桐山杯の優勝者(井山裕太九段)との対戦が来年の3月に行うことになっている。

3. 江蘇チームが第1位を守る 「女流リーグ」

第2回「中信置業杯」女流囲碁甲級リーグ戦の第12回戦が10月29日に中国各地で行われた。ランキングにリードしている江蘇チームが厦門チームに2勝0敗で勝ちをおさめ、第1位を守った。

4. 大連チームが初優勝を決めた 「男子リーグ」

「金立スマートフォン杯」中国囲碁甲級リーグ戦の第18回戦が10月31日に中国各地で行われた。大連チームが北京チームに3勝1敗で勝利をおさめ、45のポイントで4試合早めに優勝を決めた。

週刊囲碁ニュース [ 9月21~28日 ]

1. 邱峻と柯潔が決勝進出「百霊杯準決勝戦」

第2回「百霊杯」世界囲碁オープン戦準決勝戦の第三局が9月21日に中国貴陽で行われた。邱峻九段は韓国の安国鉉五段に勝ちをおさめ、2勝1敗で決勝進出に決めた。この前日、17歳の柯潔五段が2勝0敗で韓国ランキング1位の朴廷桓九段に勝ちをおさめ、邱峻九段と共に決勝進出に決めた。

2. 陳耀燁が敗れる「中韓天元対抗戦」

第18回中韓天元対抗戦の第2局が9月26日に韓国済州で行われた。陳耀燁九段が朴廷桓九段に白番で半目負けを喫し、0勝2敗で対抗戦に敗れた。対抗戦18回までの成績が9勝9敗でタイになった。

3. 周睿羊棋聖が初防衛「洛陽竜門杯棋聖戦」

第2回「洛陽竜門杯」中国棋聖戦の第4局が9月27日に洛陽で行われた。周睿羊棋聖が挑戦者の連笑七段に白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績3勝1敗でタイトルの初防衛を決めた。

4. 古力が敗れる「十番碁」

Mlily夢百合杯世紀の戦十番碁の第八局が9月28日に重慶(古力九段の故郷)で行われた。古力九段が第5局から残念ながらも李世ドル九段に4連敗、シリーズ成績は 2勝6敗となり、本企画は李世ドル九段の勝利となった。李世ドル九段が500万元の賞金を独占した。

週刊囲碁ニュース [ 9月6~12日 ]

1. 柯傑が連勝終止 大連チームが負けても第1位

2014「金立スマートフォン杯」中国囲碁甲級リーグ戦の第13回戦が9月7日に中国各地で行われていた。大連チームの柯傑五段が山東チームの江維傑九段に敗れ、12連勝の記録に止まった。大連チームが1勝3敗で山東チームに敗れたが、6ポイントの差で引き続きランキングにリードしている。重慶チームが3勝1敗で西安チームに勝ちをおさめ、ランキング第2位に登った。

2. 范廷鈺九段が初優勝「爛柯杯」

第5回「衢州• 爛柯杯」中国囲碁チャンピン戦の決勝戦が9月12日に衢州で行われた。結果は范廷鈺九段が時越九段に白番で中押し勝ちをおさめ、チャンピンの称号と同時に、50万元(約870万円)の賞金も手にした。また準優勝の時越には15万元(約260万円)の賞金が贈られた

週刊囲碁ニュース [ 8月29~9月5日 ]

1. 柯潔、唐韋星が決勝戦に進出 「阿含・桐山杯」

第16回阿含・桐山杯の準決勝戦が揚州・江都で行われ、柯潔五段と唐韋星九段が、それぞれ周睿羊九段、江維傑九段に勝ちをおさめ、両棋士とも初めての決勝進出に決めた。

2. 古力がまた敗北「十番碁」シリーズ2勝5敗

Mlily夢百合杯世紀の戦十番碁の第七局が8月31日に西藏の「シャングリラホテル」で行われた。古力九段が李世ドル九段に敗れ、シリーズ成績は 2勝5敗になった、第八局は9月28日に重慶で行われる。

3. ゼイ廼偉初優勝にならず 「穹窿山兵聖杯」

第5回「穹窿山兵聖杯」世界女子囲碁選手権(中国・蘇州)の決勝戦が9月3日に行われた。ゼイ廼偉九段は韓国の崔精四段に敗れ、初優勝にならなかった。

週刊囲碁ニュース [ 8月20~28日 ]

1. 第2回「中信置業杯」中国女流囲碁甲級リーグ戦

第2回「中信置業杯」中国女流囲碁甲級リーグ戦の第10回戦が8月20日に中国各地で行われた。ランキング第2位の上海北極絨チームとランキング第1位の江蘇天域園林チームの対戦が注目を集め、結果は1勝1敗で引き分けになった。江蘇、上海両チームはそれぞれ17と14のポイントで引き続き第1位と2位を守った。また、個人の成績について、廼乃偉九段と於之瑩五段がともに9勝1敗でリードしている。

2. 第2回「洛陽竜門杯」中国囲碁棋聖戦

第2回「洛陽竜門杯」中国囲碁棋聖戦の挑戦者決定戦の第三局が8月24日に洛陽で行われた。結果は連笑七段が蔡競六段に白番(178手)中押し勝ちをおさめ、2勝1敗で周睿羊棋聖への挑戦権を獲得した。

3. 第19回「三星火災杯」ワールド囲碁マスターズ

第19回「三星火災杯」ワールド囲碁マスターズ(中国青島)は8月28日に32強戦の第3戦が行われた。結局中国8名、韓国7名、日本1名の選手が16強戦に進出した。三星杯は32強戦のみ32名を8つのグループに分け、ダブルエリミネション方式を採っている。また、16強戦は10月14日に韓国で行われる予定。

週刊囲碁ニュース [ 8月12~19日 ]

1. 第11回「倡棋杯」(中国ハルピン)準決勝戦

第11回「倡棋杯」(中国ハルピン)準決勝戦は8月11日~8月14日に行われ、朴文尭九段は蔡競六段に2連勝、楊鼎新三段は時越九段(前回優勝者)に2勝1敗のポイントで勝ちをおさめ、両棋士とも初めての決勝進出を決めた。また、決勝戦は10月23日から中国海南省で行う予定になっている。

2. 第26回「テレビ囲碁アジア選手権」

第26回「テレビ囲碁アジア選手権」(中国北京)の決勝戦は8月19日に行われ、韓国の李世ドル九段は日本の河野臨九段に白番で中押し勝ちをおさめ、この大会の第三回目の優勝をきめた。「テレビ囲碁アジア選手権」の優勝の回数について、それぞれ日本10回、韓国9回、中国7回になっている。

週刊囲碁ニュース [ 8月4~11日 ]

1. 第19回「三星火災杯」ワールド囲碁マスターズ統合予選決勝戦

第19回「三星火災杯」ワールド囲碁マスターズ統合予選決勝戦は8月4日に韓国ソウル市の韓国棋院で行われていた。最終の結果は中国11名、韓国5名、日本1名、中華台北1名とアメリカ1名の選手が本戦に進出した。

2. 第二回「中信置業杯」中国女流囲碁甲級リーグ戦

第二回「中信置業杯」中国女流囲碁甲級リーグ戦は9日~11日に第 7回戦、 8回戦と9回戦が中国内モンゴル呼倫貝爾で行われていた。江蘇天域園林チームは3戦全勝の成績で第一位を守った。

3. 国手山脈 国際囲碁大会

2014年8月9日~11日にかけ、「国手山脈 国際囲碁大会」は韓国で開催されました。中韓対抗戦のほうは、あわせて三回戦で中国チームは 8‐7の僅差で優勝を遂げた。一回戦と二回戦は韓国チームがともに3‐2のポイントでリードしていたが、最終戦で中国チームが4‐1で逆転した。ペア碁大会のほうは、中国ペア、韓国ペア、台湾ペアともに2勝1敗で同列第1位になる。日本ペアは第4位でした。