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日本囲碁ニュース (本因坊戦)

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囲碁ニュース [ 2018年4月9日 ]

本因坊 山下挑戦へ

 第73期本因坊戦リーグの最終局一斉対局が4月5日に行われ、山下敬吾九段が5勝2敗でトップとなり、本因坊文裕(井山裕太九段)への挑戦権を手に入れた。
 本リーグは混戦模様となり、最後まで誰が挑戦し誰がリーグを陥落するか、まったくわからなかった。最終戦を残し4勝2敗は山下敬吾九段、黄翊祖八段、伊田篤史八段の3人。挑戦権の行方は山下―黄の直接対決と伊田―芝野虎丸七段戦にゆだねられた。伊田は勝つと山下―黄の勝者と挑戦者決定プレーオフを打つことになるが、負けると残留プレーオフを打たなければならない。挑戦か陥落か、まさに天国と地獄だ。一方、山下―黄は勝てば最低プレーオフ、伊田が敗れればそのまま挑戦となる。
 結果は山下―黄は山下の勝ち、伊田―芝野は芝野の勝ちとなった。これにより山下の挑戦が決定。1人が陥落することになる残留プレーオフは伊田、余正麒七段、芝野の3人よって争われることになった。
 勝負の流れとは分からないものだ。リーグ4連勝でスタートした伊田はその後3連敗と失速し、ついに陥落の可能性まで出てしまった。一方、山下はリーグ開幕から2連敗を喫したが、その後はすべて勝ち挑戦権を手に入れた。
 井山と山下が番勝負を争うのは10回目となる。これは七番勝負・五番勝負対戦回数歴代1位に並ぶ記録。ここまでの対戦成績は井山の8勝1敗と大きく差を付けられているが、若手の台頭が著しい中、定期的に挑戦権を勝ち取る山下の底力はすさまじい。「井山さんが圧倒的過ぎて最近盛り上がっていない気がする。少しでも盛り上がるように自分を高めたいと思います」と山下は抱負を語った。

 

序列 棋士名 本木 羽根 山下 小林 伊田 芝野 成績 順位
1 本木克弥八段 3勝4敗 陥落
4月 2月 1月 11月 12月 3月 10月
2 羽根直樹九段 2勝5敗 陥落
4月 1月 2月 3月 10月 11月 12月
3 山下敬吾九段 5勝2敗 挑戦
2月 1月 4月 10月 3月 12月 11月
4 黄翊祖八段 4勝3敗 2位
1月 2月 4月 12月 11月 10月 3月
5 小林覚九段 2勝5敗 陥落
11月 3月 10月 12月 1月 4月 2月
5 伊田篤史八段 4勝3敗 残留PO
12月 10月 3月 11月 1月 2月 4月
5 余正麒七段 4勝3敗 残留PO
3月 11月 12月 10月 4月 2月 1月
5 芝野虎丸七段 4勝3敗 残留PO
10月 12月 11月 3月 2月 4月 1月

※2018年4月6日時点

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