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韓国囲碁ニュース

韓国の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。

韓国からの囲碁ニュース・棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2018年4月11日 ]

朴廷桓九段、KBS囲碁王戦通算5回目の優勝達成!


写真:表彰式の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段がKBS囲碁王戦で5回目の優勝を果たした。(KBSは韓国の国営放送局)
 2018年3月26日、汝矣島 KBSスタジオで行われた第36期KBS囲碁王戦決勝3番勝負第2局で、朴廷桓九段が金志錫(キム・ジソク)九段に229手黒番中押し勝ち、総合成績2勝0敗で優勝した。 朴廷桓九段は3月12日に行われた第1局も白番中押しで勝ちを収め、2連勝で2年ぶりの優勝に成功した。
 今大会の優勝で個人通算23回目のタイトルを獲得。今年出場した全ての決勝戦で勝利した朴廷桓九段は、世界大会の夢百合杯、賀歳杯、ワールド碁チャンピオンシップと国内大会のクラウンヘテ杯に続き、KBS囲碁王戦も優勝し、今年に入って5つ目の大会の優勝カップを手に入れた。
 表彰式で行われた優勝インタビューで朴廷桓九段は「今年はコンディションも良いし、運もついてきているので、良い成績を取っている。この勢いで今年残った世界大会で、あと2回くらい優勝できるように頑張りたい。」と抱負を語った。
 一方、初優勝を狙った金志錫九段は朴廷桓九段の壁を超えられず決勝で敗退し、準優勝となった。
 今大会の優勝、準優勝である朴廷桓九段と金志錫九段は今年5月1日から韓国で行われる予定の第30回テレビ囲碁アジア選手権戦に韓国代表として参加する予定。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年4月9日 ]

朴廷桓九段・金志錫九段・朴永訓九段、春蘭杯準々決勝進出!


写真:朴廷桓九段と九段と彭立堯六段の対局の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段・金志錫(キム・ジソク)九段・朴永訓(パク・ヨンフン)九段が春蘭杯準々決勝進出に成功した。
 2018年3月23日、中国江蘇省泰州市泰州ホテルで行われた第12回春蘭杯世界囲碁選手権大会本戦16強戦で、朴廷桓九段が中国の彭立堯六段に194手白中押し勝ち、9・10回の大会に続き、大会通算3度目の準々決勝進出を果たした。
 金志錫九段はLG杯チャンピオンの謝爾豪九段に勝利して4大会連続の準々決勝進出を決めると、前期準優勝者の朴永訓九段も連笑九段を破って準々決勝に進出した。
 主催国の中国は前期大会優勝者の檀嘯九段が敗退したが、中国ランキング1位の柯潔九段をはじめ、陳耀燁九段・辜梓豪九段・党毅飛九段・謝科四段の5人が準々決勝に進出した。
 一方、日本は唯一の16強戦進出者の本木克弥八段が敗退し、16強戦で全員姿を消した。
 対局後に行われた準々決勝の組み合わせでは朴廷桓九段が謝科四段、金志錫九段が柯潔九段、朴永訓九段が辜梓豪九段、陳耀燁九段が党毅飛九段の対戦となった。
 準々決勝は2018年下半期に行われる予定で場所は未定。
 持ち時間2時間25分、秒読み60秒5回で行われている春蘭杯は中国の春蘭グループが主催し、優勝賞金は15万ドル(約1,750万円)である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月29日 ]

竜星戦、日本・中国に続き、韓国にも誕生!


写真:予選1回戦の様子。

 韓国で日本が主催する新しい棋戦が誕生した。
 日本の囲碁将棋チャンネルが後援する第1期竜星戦が2018年3月6日、韓国棋院2階大会場で予選1回戦が行われ、幕が上がった。  予選には一般枠148人、シニア24人、女子枠32人の全員で204人が参加した。
 本戦チケットは一般枠23枚、シニア枠(50歳以上)2枚、女子枠2枚の全部で27枚となっている。
 本戦32強戦は予選通過者27人と本戦シード者5人(朴廷桓(パク・ジョンファン)九段、申眞諝(シン・ジンソ)八段(以上ランキングシード)金志錫(キム・ジソク)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段(以上国家代表シード)李世乭(イ・セドル)九段(主催者シード))が合流した。
 14日からダブルクォーテーション方式で行われ、金志錫、李東勳(イ・ドンフン)各九段などが16強戦進出に成功した。(まだ全ての進出者が決まっていない。)
 本戦16強戦トーナメントは4月8日から囲碁テレビスタジオで行われ、決勝戦は3番勝負で行われる予定。現在日本(27期)と中国(9期)でも行われている竜星戦だが、韓国で初代竜星が誕生すると、韓・日・中の総合チャンピオン戦も行われる予定である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月22日 ]

止まらない朴廷桓九段、52ヶ月間韓国1位!


写真:52ヶ月間1位を守り抜いた朴廷桓九段。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段の1位の疾走が52ヶ月間続いている。
 朴廷桓九段は先月の10051点から19点を追加し、10070点で再び最高点を更新、2位の申眞諝(シン・ジンソ)八段との差を233点に広げた。
 2月に5勝1敗を記録した朴廷桓九段は、2018CCTV賀歳杯日・中・韓新春争覇戦で優勝した後、クラウンヘテ杯の初代チャンピオンになった。
 クラウンヘテ杯で準優勝した申眞諝八段は15点下がった9837点で16か月連続2位を、2月に10勝1敗を記録し、今年18勝2敗の好成績で最多勝を記録している李世乭(イ・セドル)九段が3位を守った。
 昨年12月から14連勝を記録し、負けることを忘れている金志錫(キム・ジソク)九段が4位になった。金志錫九段は先月39点を追加し、9776点で3位李世乭九段との差を5点まで追いつめた。
 5位卞相壹(ビャン・サンイル)六段まで1位から5位の順位変動は起こらなかった。
 一方、6位から10位までは大きな変動があった。
 羅 玄 (ナ・ヒョン)九段は先月より二つ上がって6位、安成浚(アン・ソンジュン)八段と朴永訓(パク・ヨンフン)九段は一つずつ下がり、7位と8位になった。
 崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段と李東勳(イ・ドンフン)九段は先月から順位が入れ替わり、9位と10位になった。特に6位から10位までは点数差が少なく、来月も大きい変動があると予想される。
 10位圏外では朴埈奭(パク・ジュンソク)五段が80位から75位まで順位を上げた。
 また、韓国女流棋士ランキング1位は崔精(チェ・ジョン)九段(韓国ランキング47位)、2位は吳侑珍(オ・ユジン)五段(100位圏外)、3位は金彩瑛(キム・チェヨン)三段である。
 2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

2018年3月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)
  • 1位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10070点)
  • 2位:申眞諝(シン・ジンソ)八段(9837点)
  • 3位:李世乭(イ・セドル)九段(9781点)
  • 4位:金志錫(キム・ジソク)九段(9776点)
  • 5位:卞相壹(ビャン・サンイル)六段(9626点)
  • 6位:羅 玄 (ナ・ヒョン)九段(9604点)
  • 7位:安成浚(アン・ソンジュン)八段(9603点)
  • 8位:朴永訓(パク・ヨンフン)九段(9602点)
  • 9位:崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段(9592点)
  • 10位:李東勳(イ・ドンフン)九段(9583点)
2018年3月の韓国女流棋士ランキング(1位から5位まで)
  • 1位:崔 精(チェ・ジョン)九段(9275点)
  • 2位:吳侑珍(オ・ユジン)五段(8967点)
  • 3位:金彩瑛(キム・チェヨン)三段(8877点)
  • 4位:趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段(8859点)
  • 5位:金多瑛(キム・ダヨン)三段(8843点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月15日 ]

韓国、5年ぶりに農心辛ラーメン杯で優勝!


写真:表彰式の様子。

 金志錫(キム・ジソク)九段の大活躍で、韓国が5年ぶりに農心辛ラーメン杯の優勝カップを手に入れた。
 2018年3月1日、中国上海グランドセントラルホテルで行われた第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第13戦で、金志錫九段が柯潔九段に217手黒中押し勝ちを収め、韓国の通算12回目の優勝が決まった。
 ワイルドカードで韓国代表になった金志錫九段は、先日行われた第12戦で5連勝中の党毅飛九段を逆転半目勝ちで止めた後、中国ランキング1位の柯潔九段にも大逆転勝利し、ワイルドカードで選ばれた強さを証明してみせた。
 今大会で韓国は先鋒として出た申旻埈(シン・ミンジュン)六段が6連勝を記録し、絶好調の出発だったが、2番手と3番手の金明訓(キム・ミョンフン)五段、申眞諝(シン・ジンソ)八段が1勝もできずピンチとなった。
 しかし、4番手の金志錫九段が2連勝で優勝を決め、韓国は国内ランキング1位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段を出すことなく優勝することができた。
 優勝後インタビューで金志錫九段は「農心辛ラーメン杯は何回も出場しましたが、上海まで来て優勝した事がなかったので、自分の手で優勝を決めることができて嬉しい。碁の内容は悪かったが、結果が良かったので満足している。」と話した。
 韓・日・中の代表5人が出場し、連勝戦方式で対決する農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の歴代優勝回数は韓国12回、中国6回、日本1回である。
 持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われる農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は、株式会社農心と韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月7日 ]

朴廷桓九段、クラウンヘテ杯初代チャンピオンに


写真:終局後の検討の様子。

 韓国ランキング1位と2位の決勝対決で注目されたクラウンヘテ杯で、朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が優勝を果たした。(クラウンヘテは韓国で有名なお菓子の会社)
 2018年2月11日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた2017クラウンヘテ杯決勝三番勝負最終局で、朴廷桓九段が申眞諝(シン・ジンソ)八段に135手黒中押し勝ち、総合成績2勝1敗でクラウンヘテ杯初代チャンピオンになった。
 朴廷桓九段は3日に行われた決勝第1局で申眞諝八段に213手黒中押し勝ち、優勝に王手をかけるが、10日に行われた第2局では申眞諝八段が逆転勝利し最終局に持ち込んだ。
 しかし、最終局では朴廷桓九段が勝利しクラウンヘテ杯を制した。
 優勝インタビューで朴廷桓九段は「年齢制限で今回が最初で最後の参加になったので、優勝することができたのは本当に嬉しい。面白くて興味がある新しい棋戦を作ってくださったクラウンヘテに感謝の気持ちを伝えたい。」と話した。
 年が明けて、第3回MLILY夢百合杯の優勝で好スタートを切った朴廷桓九段は賀歳杯と クラウンヘテ杯で優勝するなど今年9勝1敗の成績で既に三つの大会で優勝を果たしている。クラウンヘテが主催し、25歳以下のプロ棋士69人が参加した2017クラウンヘテ杯は朴廷桓九段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月28日 ]

朴廷桓九段、柯潔九段を破って賀歳杯初優勝!


写真:決勝戦の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が賀歳杯で韓国棋士として初優勝を果たした。
 2018年2月7日、中国北京CCTVスタジオで行われた2018CCTV賀歳杯日・中・韓新春争覇戦決勝で、朴廷桓九段が柯潔九段に184手白中押し勝ち、優勝カップを手に入れた。
 三人逆トーナメント方式で行われた今大会は2月5日に行われた第1局で、朴廷桓九段が日本の一力遼八段に196手白中押し勝ち、決勝に先着した。1局目敗者の一力遼八段と逆シード者の柯潔九段の対決になった第2局では柯潔九段が勝利し、朴廷桓九段と柯潔九段の決勝戦となった。
 韓・中ランキング1位の対決で注目された決勝戦は朴廷桓九段が序盤から主導権を奪い、その後も柯潔九段の勝負手を咎めて完勝した。
 朴廷桓九段は今日の勝利で柯潔九段との対戦成績も7勝6敗と一歩リードする形になった。
 今大会は1手30秒、1分の考慮時間10回のNHK杯方式で行われ、2014年に中国の国内棋戦から国際棋戦へと拡大した。
 2014年は時越九段、2015年は柁嘉熹九段、2016年と2017年は柯潔九段が優勝するなどこれまで中国が4回優勝しており、韓国の優勝は今回が初めてとなる。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月23日 ]

申旻埈六段、メジオン杯2連覇達成!


写真:決勝戦終局後の様子。

 申旻埈(シン・ミンジュン)六段がメジオン杯2連覇に成功した。
 2018年1月24日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第5期メジオン杯オープン新人王戦決勝三番勝負第2局で、申旻埈六段が韓相朝(ハン・サンジョ)初段に181手黒中押し勝ち、総合成績2勝0敗で優勝カップを手に入れた。
 申旻埈六段は17日に同じ場所で行われた第1局でも168手白中押し勝ちを収めていた。
 優勝後インタビューで申旻埈六段は「新年を優勝とともに始まる事が出来て嬉しい。いつも応援してくれるファンの皆様には感謝している。今年中には一般棋戦で優勝し、ファンの期待に応えたい。」と話した。
 前期大会優勝シードで本戦から出場した申旻埈六段は、1回戦では崔暎讚(チェ・ヨンチャン)二段、準々決勝ではイ・オドクドゥン二段、準決勝では宋知勳(ソン・ジフン)三段を連破して決勝に進出し、決勝では韓相朝初段を破って大会2連覇を果たした。
 申旻埈六段は今大会優勝で七段に昇段した。
 一方、今大会をアマチュアとして参加し、アマチュア選手初のプロ棋戦決勝進出を果たした韓相朝初段は申旻埈六段の壁を越えられず、準優勝となった。
 院生の時に今大会の予選に参加した韓相朝初段は、今大会の途中にある昨年12月に行われた院生プロ試験を通じて入段を果たした。
 株式会社メジオンが主催し、持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われた第5期メジオン杯オープン新人王戦は、1998年以降に生まれたプロ棋士33人と韓国棋院院生5人が参加し、申旻埈六段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月15日 ]

崔精八段、女流国手戦優勝で九段に昇段!


写真:終局後インタビューの様子。

 崔精(チェ・ジョン)八段が女流国手戦で初優勝を果たした。
 2018年1月23日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第22期ハリム杯プロ女流国手戦決勝三番勝負第2局で、崔精八段が金彩瑛(キム・チェヨン)三段に195手黒中押し勝ち、総合成績2勝0敗でパーフェクト勝利を果たした。
 崔精八段は22日に行われた第1局でも184手白中押し勝ちで勝利を収めていた。
 シードで本戦から出場した崔精八段は、16強戦では權周利(クォン・ジュリ)初段、準々決勝で朴鋕恩(パク・ジウン)九段、準決勝で姜智洙(カン・ジス)初段を連破し決勝に進出した。
 2010年5月に入段した崔精八段は入段後1年8ヶ月で第13期女流名人戦優勝をはじめ、今回女流国手戦を優勝し国内棋戦優勝7回、世界大会優勝3回など通算10回目の優勝を記録、通算獲得タイトル数が韓国棋院所属の女流棋士の中で1位になった。
 優勝後のインタビューで崔精八段は「今まで女流国手戦とは縁がなかったのに優勝する事が出来て凄く嬉しい。いつも応援してくれる囲碁ファンの方がいなかったらプロ棋士崔精は存在しなかったと思う。これからもたくさんの応援をお願いしたい。」と話した。
 今大会の優勝で崔精八段は九段に昇段し、朴鋕恩九段、趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段に続き、韓国棋院の女流棋士の中で3人目の九段になった。
 持ち時間1時間、秒読み60秒5回で行われた第22期ハリム杯プロ女流国手戦は、韓国経済新聞と株式会社ハリムが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月9日 ]

正官庄、韓・中囲碁リーグ王中王戦を制覇!


李昌鎬九段と柁嘉熹九段の終局後の様子。

 李昌鎬(イ・チャンホ)九段と金明訓(キム・ミョンフン)六段が2連勝した正官庄が、韓・中囲碁リーグ王中王戦で優勝した。
 2018年1月20日、北京の中国棋院で行われた金立杯韓・中囲碁リーグ優勝チーム対抗戦の2回戦で、正官庄の李昌鎬九段が中信北京の柁嘉熹九段に234手白中押し勝ち。その後、金明訓六段も伊凌涛四段に逆転勝利し、チームの優勝を決めた。 19日に同じ場所で行われた第1局目では申眞諝(シン・ジンソ)八段、李昌鎬九段、金明訓六段が柁嘉熹九段、韓一洲五段、鐘文靖五段に勝利し、3勝1敗の成績を収めた。
 中国の甲級リーグと同じルールで行われた今大会は第2回戦だけ主将戦を行い、1回戦と2回戦の成績を合計し4勝4敗の同率となった場合、主将戦で勝利したチームが優勝するシステムであった。
 1回戦を3勝1敗で勝利した正官庄だが、第2回戦の主将戦で申眞諝八段が陳耀燁九段に164手白中押しで敗れたため、最後まで安心出来ない状況であった。
 しかし、韓国の囲碁リーグでも最終局の勝利でチームの優勝決めた金明訓六段が今回も最終局を勝利で飾り、総合成績5勝3敗で、チームの優勝を決めた。
 中信北京は陳耀燁九段が主将戦の勝利を合わせて2連勝を記録したが、他の選手達が不振な成績で準優勝となった。
 韓国囲碁リーグの優勝チームと中国甲級リーグの優勝チームが対決したのは、今回が11年ぶり2回目であり、11年前も韓国のチームが勝利し、2回連続での優勝となった。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月30日 ]

安正己三段、未来の星の中で最高の星!


写真:大会優勝者の安正己三段と準優勝の朴鍵昊二段、大会後援者の睦鎭碩九段。

 安正己(アン・ジョンギ)三段が「未来の星」新鋭最強戦で優勝した。
 2018年1月20日に囲碁テレビのスタジオで行われた、第3期未来の星新鋭最強戦決勝で、安正己三段が朴鍵昊(パク・ゴンホ)二段に224手白中押し勝ち、入段後初タイトルを獲得した。
 スイスリーグで行われた男子枠予選に4戦全勝で本戦進出を決めた安正己三段は、24強戦ではアマチュアでプロを次々破り女子枠を抜けたキム・ウンジに勝利、その後16強戦では宋知勳(ソン・ジフン)三段、準々決勝では日本の大竹優初段、準決勝で全勇洙(チョン・ヨンス)初段を連破し、決勝に進出した。
 安正己三段は決勝戦で朴鍵昊二段を破って入段後2年6か月で初優勝を達成した。
 今回の優勝で安正己三段は四段に特別昇段した。
 安正己三段は入段前の2015年4月に行われた第20期LG杯統合予選にアマチュアで参加し、5連勝で大会史上初となるアマチュアでの本選進出を決めると、本選1回戦では2013年春蘭杯世界囲碁選手権戦で優勝を果たした陳燿燁九段を破り、大きく注目されていた。
 その年の7月に行われた第2回夢百合杯世界囲碁オープンで本戦32強に進出し、特別入段ポイントでプロ入りした。
 優勝インタビューで安正己三段は「今年初めて出場した「未来の星」で優勝できたのは、入段の時よりも嬉しい。優勝したら相手が誰でも勝てる自信が付いた気がする。」と話した。
 第3期未来の星新鋭最強戦は2014年以降に入段した50人のプロ棋士と院生14人、主催者英才シードなど合わせて68人が予選に参加し、本戦には中国二人、日本二人、中華台北二人など、外国の棋士達にも出場機会を与えて行われた。
 現在、棋戦が昔と比べて少なくなり、対局回数が少なくなった新鋭達の勉強のために睦鎭碩(モク・チンソク)九段の個人後援で行われた第3期未来の星新鋭最強戦は、2015年に第1回大会が行われ、今回が3回目となる。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月24日 ]

ポスコケムテク、KHエナジーを破って統合チャンピオンに!


写真:表彰式の様子。

 女子囲碁リーグとシニア囲碁リーグの各優勝チームで、チャンピオンを決めたチャンピオンズカップは、女子囲碁リーグチャンピオンのポスコケムテクが優勝カップを手に入れた。2018年1月12日、囲碁テレビスタジオで行われた「デバン建設杯2017シニアvs女子囲碁リーグチャンピオンズカップ」三番勝負第2回戦で、浦項ポスコケムテクが釜山KHエナジーに3勝0敗で勝利、チャンピオンズカップの優勝を果たした。
 ポスコケムテクは金彩瑛(キム・チェヨン)三段が張秀英(チャン・スヨン)九段に134手白中押しで勝利し、続いて姜多情(ガン・ダジョン)初段が姜勳(カン・フン)九段に269手黒5目半勝ちを収め、優勝を決めた。
 最後に趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段も趙治勲九段に238手黒半目勝ちを飾り、完全勝利を収めた。また、先日同じ場所で行われた第1回戦でもポスコケムテクはKHエナジーに3勝0敗で勝利していた。
 優勝インタビューで趙惠連九段は「個人戦では成績が良くないけれど、団体戦では皆様の応援のおかげで良い成績を取れると思う。普段尊敬している趙治勲先生と初めて対戦したが、私もいつか趙治勲先生のような立派な棋士になりたい。」と話した。
 今大会が初めてとなった優勝チーム同士で戦う「デバン建設杯2017シニアvs女子囲碁リーグチャンピオンズカップ」は、女子囲碁リーグチャンピオンの浦項ポスコケムテクの優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月16日 ]

朴廷桓九段、1万点を超えて50ヶ月間韓国1位!


写真:50ヶ月間1位を守り抜いた朴廷桓九段。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段のレーティングポイントが史上初の1万点を突破し、50ヶ月連続で韓国ランキング1位となった。
 12月をレーティングポイント9984点で始まった朴廷桓九段は、1か月間に16勝2敗の成績で40点を上げ、10024点を記録した。
 朴廷桓九段はIMSAエリートマインドゲームズ2017で団体戦優勝と個人戦優勝、GSカルテックス杯で本戦進出、2017クラウンヘテ杯準々決勝進出、第3回MLILY夢百合杯世界囲碁オープン戦決勝五番勝負で2連勝を挙げるなど様々な棋戦で大きな活躍を見せた。
 また、申眞諝(シン・ジンソ)八段は12勝1敗の好成績で2位を14ヶ月連続で記録、李世乭(イ・セドル)九段も5戦全勝で4ヶ月ぶりに3位に復帰した。
 李世乭九段の健闘で1勝0敗の金志錫(キム・ジソク)九段は先月より一つ下がり4位、6勝2敗と5勝3敗の成績を挙げた卞相壹(ビャン・サンイル)六段と羅玄 (ナ・ヒョン)九段が自身最高の5位と6位を記録した。
 朴永訓(パク・ヨンフン)九段と安成浚(アン・ソンジュン)八段は先月より二つ下がって7位と8位、崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段と申旻埈(シン・ミンジュン)六段は先月と同じく9位と10位をキープした。
 10位圏外では金明訓(キム・ミョンフン)六段が2017年KB国民銀行囲碁リーグチャンピオン決定戦の活躍でレーティング ポイントを60点獲得し、16位から13位まで順位を上げた。
 また、韓国女流棋士ランキング1位は崔精(チェ・ジョン)八段(韓国ランキング49位)、2位は吳侑珍(オ・ユジン)五段(100位圏外)、3位は趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段である。
 2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

2018年1月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)

  • 1位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10024点)
  • 2位:申眞諝(シン・ジンソ)八段(9847点)
  • 3位:李世乭(イ・セドル)九段(9734点)
  • 4位:金志錫(キム・ジソク)九段(9719点)
  • 5位:卞相壹(ビャン・サンイル)六段(9622点)
  • 6位:羅 玄 (ナ・ヒョン)九段(9611点)
  • 7位:朴永訓(パク・ヨンフン)九段(9606点)
  • 8位:安成浚(アン・ソンジュン)八段(9603点)
  • 9位:崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段(9581点)
  • 10位:申旻埈(シン・ミンジュン)六段(9579点)

2018年1月の韓国女流棋士ランキング(1位から5位まで)

  • 1位:崔精(チェ・ジョン)八段(9265点)
  • 2位:吳侑珍(オ・ユジン)五段(8979点)
  • 3位:趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段(8858点)
  • 4位:金彩瑛(キム・チェヨン)三段(8851点)
  • 5位:金多瑛(キム・ダヨン)三段(8848点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月9日 ]

朴廷桓九段、新年初の世界大会で優勝!


写真:表彰式の様子。

 韓国ランキング1位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が2018年初の世界大会タイトルを獲得した。
 2018年1月2日、中国江蘇省の如皋で行われた第3回MLILY夢百合杯世界囲碁オープン戦決勝五番勝負第3局目で、朴廷桓九段が朴永訓(パク・ヨンフン)九段に154手白中押し勝ち、本棋戦で初優勝の栄冠を手にした。
 昨年12月30日に行われた決勝戦第1局で284手白中押し、第2局で159手黒中押し勝ちした朴廷桓九段は第3局でも勝利し、総合成績3勝0敗のストレートで優勝を果たした。
 2011年第24回富士通杯と2015年LG杯で優勝した朴廷桓九段は今大会で3年ぶりの通算3回目の世界大会優勝に成功した。
 国家シードで本戦から出場した朴廷桓九段は中国の柁嘉熹・周睿羊・柯潔各九段、陳梓健五段など優勝候補達を破って準決勝に進出し、準決勝では中国の新鋭の謝科四段に2勝1敗で勝利し決勝に進出した。
 終局後の優勝インタビューで朴廷桓九段は「今大会の決勝戦は私のほうが朴永訓九段よりコンディションが良かったので優勝が出来たと思う。今大会のきっかけに世界大会でもっといい成績を残したい。」と抱負を述べた。
 一方、予選から出場し本戦で李必奇三段、童夢成・王昊洋・王昊洋各六段を連破、準決勝では李軒豪七段に2勝1敗で勝利し決勝進出を果たした朴永訓九段は、決勝で朴廷桓九段に敗れ、優勝はならなかった。
 国際囲碁連盟が主催し、2年に1回行われるMLILY夢百合杯世界囲碁オープン戦の第3回大会は朴廷桓九段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

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