日本囲碁ニュース (碁聖戦)

日本の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
日本で行われている囲碁のイベントや棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2021年7月13日 ]

一力碁聖、一勝を返し、タイに

 第46期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)の第2局が、7月12日、一力遼碁聖の地元、宮城県仙台市の「ホテル佐勘」で行われ、本因坊戦10連覇を達成したばかりの井山裕太棋聖を迎え撃った。「中盤の戦いがいまひとつだった」と井山。優勢を築いた一力が、勝ちを読み切って手堅くヨセ、黒番半目勝ちをおさめ、対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。
 井山は「次局は、またコンディションを整えて精一杯やりたい」、一力は「初めての地元仙台での対局で結果を出せてホッとしています。第3局もすぐにあるので、気を引き締めて頑張りたい」とそれぞれ豊富を語った。第3局は、7月17日、石川県金沢市の「北國新聞会館」で行われる。
 一力は、第46期名人戦(朝日新聞社主催)挑戦者決定リーグで、7月8日に許家元十段が羽根直樹九段に2敗目を喫したことで、最終局を待たずに井山名人への挑戦権を獲得している。碁聖戦と合わせ、井山と一力の12番勝負の行方が注目される。

囲碁ニュース [ 2021年6月29日 ]

井山、碁聖戦に先勝

 一力遼碁聖に井山裕太棋聖が挑戦する第46期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)の五番勝負が開幕した。一力が初防衛するのか、井山が4期ぶりに奪還を果たすのか、注目の第1局は6月26日、岡山県倉敷市「マービーふれあいセンター」で打たれ、135手まで、井山棋聖が黒番中押し勝ち。4日前に打たれた本因坊戦第5局に続いて、強さを見せつけた。「打ちたい手を打つ」という井山の信念のとおり、本局は中盤の井山の強手から流れを引き寄せた。一力も「黒85のブツカリが予想以上に厳しかった」と敗因を振り返る。その後も井山は妥協せず最強手を選び、攻勢のまま積極的に局面を動かし続けて一力を投了に追い込んだ。局後の井山は「中盤、中央で主導権を握れて打ちやすくなったと思う。まず一つ勝ててよかったです」と目の前の一局一局に集中する意気込みを語り、敗れた一力は3月から続いていた連勝が12でストップしたが、「第2局まで2週間以上あくので、気を取り直してがんばりたい」と気を引き締めた。第2局は、7月12日、一力の故郷でもある宮城県仙台市「ホテル佐勘」で打たれる。この間、6月29、30の両日には本因坊戦第6局が組まれており、井山には大勝負が続く。

囲碁ニュース [ 2021年5月6日 ]

井山、碁聖戦挑戦者に

 一力遼碁聖への挑戦をかけた第46期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)の挑戦者決定戦が5月6日に打たれ、井山裕太棋聖が、伊田篤史八段に211手まで黒番中押し勝ち。失冠した2018年以来3期ぶりに碁聖戦のタイトルマッチに名乗りをあげた。序盤、井山が好手を放ち流れを引き寄せるが、中盤に伊田が一流の力強さを発揮して井山の大石を取りかけに向かい、盤上は壮絶な様相に。一時は検討陣から「黒が絶対絶命」の声も聞かれたが、井山が妙手を繰り出しシノいで勝負を決めた。井山は、すでに「名誉碁聖」の資格を有する棋戦で7期目を期す。迎え撃つ一力碁聖は、「井山さんが本命だと思っていました。こちらがタイトルを持っている状態でのタイトル戦は初めてですが、井山さんと打つときは常に挑戦者だと思っているので、挑戦者の気持ちで臨みたい」と語った。 5番勝負の第1局は、6月26日、岡山県倉敷市で行われる。

バックナンバー