日本囲碁ニュース (天元戦)

日本の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
日本で行われている囲碁のイベントや棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2018年11月1日 ]

天元戦は、1勝1敗に

 井山裕太天元に山下敬吾九段が挑戦する第44期天元戦五番勝負(中日新聞社、新聞三社連合主催)も開幕した。10月19日に、福井県あわら死「あわら温泉まつや千千」で打たれた第1局は、壮絶な戦いの中、山下九段に失着があり、井山天元が白番中押し勝ちを収めた。第2局は、10月29日に北海道標津郡中標津町の「トーヨーグランドホテル」で行われた。中盤まで山下九段優勢の局面を井山天元が猛追する展開で、両者残り1分の中、312手に及ぶ熱戦となった。結果は、白番の山下九段が半目制し、対戦成績を五分に戻した。第3局は、11月23日に佐賀県鹿島市で打たれる。

囲碁ニュース [ 2018年9月5日 ]

山下敬吾九段、天元戦の挑戦者に

 第44期天元戦(新聞三社連合主催)の挑戦者決定戦が、9月3日、東京都市ヶ谷の日本棋院で行われた。
決定戦の舞台に勝ち上がったのは、「井山裕太七冠」の牙城を崩し、今年大注目の許家元碁聖(20)と、七大タイトル挑戦手合出場記録を更新し続ける、不屈の精神の持ち主山下敬吾九段(39)。結果は、山下敬吾九段が、226手まで白番中押し勝ちを収め、井山裕太天元への挑戦権を獲得した。期待された、許碁聖の二つ目の七大タイトル獲得はならなかった。
 AIを取り入れた立ち上がりから、両者の棋風がかみ合い戦いの碁となり、最後は右辺のコウ争いで決着がついた。山下九段の腕力が許碁聖の読みを上回った結果となったようだ。山下九段は、今年は本因坊戦に続いて二つ目の七大タイトル挑戦、天元戦では3期目のタイトル獲得を期しての8期ぶりの五番勝負進出となる。
 決定戦の局後、山下九段は「私が挑戦者になり、井山さんは喜んでいるかもしれません。なんとか井山さんを苦しめられるように頑張りたい」と抱負を語った。井山裕太天元との五番勝負は、10月19日に開幕。福井県あわら市の「まつや千千」で第一局が行われる。

囲碁ニュース [ 2018年8月16日 ]

王座戦、天元戦、挑戦者決定に向けて佳境

 許家元新碁聖誕生は、「井山裕太一強時代」の流れを変えていくのか、それとも井山裕太六冠が「三度目の七冠」に向けて、また時代を築いていくのか――今年の残る三棋戦が大いに注目される。まずは、名人戦リーグを全勝で駆け抜けた張栩九段が挑戦する名人戦挑戦手合七番勝負(朝日新聞社、主催)が今月28日に開幕する。そして、王座戦、天元戦の挑戦者争いも、大詰めを迎えている。
 8月10日には、天元戦の準決勝、許家元碁聖と平田智也七段の一戦が打たれた。許碁聖は六浦雄太七段、平田七段は芝野虎丸七段という、それぞれ急成長の注目若手棋士を準々決勝で破って勢いに乗っていた。共に初挑戦を目指す戦いは僅差となったが、黒番の許碁聖が逃げ切り、1目半勝ち。挑戦者決定戦に駒を進めた。
 8月13日は、王座戦の準決勝二局が打たれた。村川大介八段・一力遼八段戦は、最近連勝を伸ばすなど復調し、昨年の雪辱を期す一力八段が黒番中押し勝ち。院生時代からのライバル対決となった許家元碁聖・本木克弥八段戦は、先輩の本木八段が意地を見せて黒番半目勝ち。今年の許碁聖の大躍進にストップをかけた。
 天元戦の準決勝もう一局、山下敬吾九段・河野臨九段戦は、8月16日に打たれる。

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