日本囲碁ニュース (天元戦)

日本の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
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囲碁ニュース [ 2019年8月29日 ]

許、天元戦挑戦者に

 井山裕太天元への挑戦権をかけた第45期天元戦(新聞三社主催)の挑戦者決定戦が、8月15日に、東京都千代田区の日本棋院で打たれた。許家元碁聖が余正麒八段を、佐田篤史四段は河野臨九段をそれぞれ準決勝で降して本局に臨んだ。佐田は、最近急成長の関西棋院のホープ。本戦に入ってから、本木克弥八段、張栩名人、河野九段と強敵を倒す快進撃で初のタイトル挑戦に大きな期待がかかったが、序盤のミスで優勢を奪われ、そのまま寄り切られる流れとなった。結果は許の白番中押し勝ち。佐田は「本戦を通じて、強くなる手応えをつかめたのが収穫です。次の機会を目指して頑張りたい」と前向きなコメントを残した。許は「天元戦は相性の良さを感じていて、挑戦者になれて嬉しい」と笑顔で語った。井山天元の五連覇なるか、許が阻むか、注目の五番勝負は、10月11日、岐阜県岐阜市「都ホテル岐阜長良川」にて開幕する。

囲碁ニュース [ 2019年1月4日 ]

井山、五冠を堅守

 昨年最後の挑戦手合い、第44期天元戦五番勝負(新聞三社連合主催)の第五局は、12月19日に徳島県徳島市の「徳島グランヴィリオホテル」で打たれた。先に王手をかけた井山裕太天元に対して、挑戦者の山下敬吾九段も簡単には土俵を割らず、2勝2敗とシリーズを盛り上げたが、最終局は中盤の鋭い打ち回しでリードを奪った白番の井山天元がそのまま押し切り中押し勝ちを収め、通算7期の4連覇を決めた。昨年は2つのタイトルを明け渡した井山だが、五冠を堅守。七大タイトル獲得数「43」の新記録も達成した。井山は「一つ一つの積み重ねの結果です。これからも励みにしたい」と語った。
 新春は、1月10日から第43期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)が開幕する。天元戦に続いて挑戦する山下九段の雪辱がなるか、井山時代が続くのか、今年の囲碁界の熱い幕開けに期待したい。

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