日本囲碁ニュース (本因坊戦)

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囲碁ニュース [ 2020年3月18日 ]

本因坊リーグ戦、許が一歩リード

 本因坊文裕(井山裕太本因坊)への挑戦権をかけた第75期本因坊リーグ戦(毎日新聞社主催)が、佳境に入っている。8名の総当たり戦で争われる本リーグは、5回戦を終えた時点で、「令和三羽烏」と呼ばれる芝野虎丸名人、一力遼八段、許家元八段が1敗でトップを並走。3月12日に、一力と許の直接対決が組まれた。両者の対戦成績は、ここまで一力の8勝1敗と偏っている。この偏りについて、一力は「成績ほど差があるとは全然思っていない。逆の成績でも全然おかしくはない」、許は「そんなに気にはしていないが、やはり壁を感じています。どう克服するのかが当面の課題」と語っていた。本局は、中盤、一力に珍しく失着があり、白番の許が優勢となった。その後一力が必死の追い上げを見せ、終盤の死活がからむ勝負所を迎えた。ここで一力が決め手を逃し許の中押し勝ち。許が1敗を守り、挑戦者争いのトップに躍り出た。最終局の相手は許が志田達哉八段、一力は河野臨九段。そして芝野の残り二局の相手は、山下敬吾九段と横塚力七段。最終的には誰が挑戦権を掴むのか、今後の進展が注目される。

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