日本囲碁ニュース (本因坊戦)
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囲碁ニュース [ 2026年5月14日 ]
福岡、本因坊戦白星発進
一力遼本因坊に、新鋭の福岡航太朗七段が挑む第81期本因坊戦の挑戦手合五番勝負(毎日新聞社主催)の第1局が、5月13日に滋賀県東近江市の「迎賓庵あけくれ」で打たれた。注目の一戦は、福岡の白番中押し勝ちという結果となった。黒番の一力は、三手目に三々という珍しい布石を敷いた。だが、下辺に白の大きな模様が築かれる。一力は下辺に入り生きることに成功したが、左辺の白が厚くなり形勢は白よし。「配石があまりよくなくて、序盤はちょっと遅れた」と振り返った。一力は左辺にも深く入っていき、ここでは見事なシノギを見せ、わずかではあるが逆転。その後は半目を争うヨセ勝負となった。一力が手厚く備えた一手が、敗因となったようだ。「右辺に一手かけたのですが、形勢は苦しくしてしまったかなと思っていました」と一力。難解な右辺の折衝でも最善手を逃し、福岡が確実にポイントを積み上げ第一局を制した。初の番碁で初勝利をあげた福岡は「経験したことのない舞台なので、準備をしてきたつもりだったが、緊張していた。途中、集中力が切れることもあった」と振り返りつつも「少し苦しいと思っていたので、勝ててよかった。次から伸び伸びと打てるのかなという意味でも、よかったなと思います」と喜び、「二局目も落ち着いて自分の碁が打てればと思っているので、一週間、準備ができたらと思います」と抱負を語った。一力は「右辺は、いろいろフリカワリの判断ができていなかった。ヨセのあたりはいろいろ誤算があった。ミスが多かったので、第二局はもう少しいい碁を打てるようにがんばりたいと思います」とコメントを残した。棋聖位を失い、碁聖戦挑戦もかなわず傷心の一力が、気持ちを切り替え巻き返すのか。勢いにのった福岡が白星を重ねていくのか。第2局は、大阪府守口市の「ホテル アゴーラ 大阪守口」にて、5月20日に打たれる。
囲碁ニュース [ 2026年3月31日 ]
福岡、本因坊戦挑戦者に
第81期本因坊戦(毎日新聞社主催)の本戦トーナメント決勝(挑戦者決定戦)が、3月30日に千代田区の日本棋院東京本院で打たれ、福岡航太朗七段が大竹優七段に黒番2目半勝ちし、一力遼本因坊への挑戦を決めた。中盤までは比較的穏やかに進んだ。大竹が左辺の黒模様に踏み込み、局面は一気に険しくなっていった。戦いの中、形勢は二転三転するが、右辺の折衝で抜け出した福岡がそのまま押し切っての勝利となった。福岡は「10代で七大タイトルの挑戦者になることを自分に期待していた」と語ったことがある。20歳の今年、わずか一年遅かったものの、期待に応える結果となった。「入段したときから一つの目標としてきたので、挑戦者になれてよかった」と喜び、「一力本因坊は洪道場の先輩でもあり、昔からお世話になってきた。恩返しではないが成長した姿を見せられたら」と抱負を語った。本因坊戦五番勝負は、5月13日に、滋賀県東近江市の「迎賓庵あけくれ」で開幕する。




